へっぽこトラウトマンの憂鬱

6時半起床の超スロースタートです。

しかもそこから朝食で車のエンジンがスタートしたのは7時半(汗)


右に行くか？ 左に行くか？


左に行けば昨日の川へ、右は先月行った川へ。

先月の続きが見たくて右へ進路をとりますが、



結果は現地のつぶやき通り・・・

昨日の川へ進路を変更。

これだけで80kmは余分に走ることになります。

9時少し過ぎに川へ到着。

川原横付けポイントです。



川は恐るべき回復力です。

既にササ濁り程度。


平瀬にも魚が出ているのが見えます。

時折、濃く色付いたサクラマスが遡上してます。


昨日と同じパターンで深みを打っていきますが反応するのは、



おチビちゃんだけ(汗)


違う区間なのですが、前日のパターンが全く通用しません。


あの手・・・、この手・・・、

あのルアー・・・、このルアー・・・、


懸命にアタリパターンを探します。


ようやく・・・



56cm。

やっと50台に乗りました♪


さあ、これからか?!


そして大場所へ。

流芯脇、底の駆け上がりを意識してディープ系のルアーを結ぶ。

底にコツっとリップが当りルアーの体制が崩れたなと思った時に、

グッと押さえ込まれた感じ・・・

軽くアワセを入れてみると凄い重量感！

追いアワセを入れるとググッと動き・・・フッと軽くなる・・・


リーダーが途中から切れていた。

傷んでいたのか？


ラインチェックをして少し余分にカット、リーダーを結び直す。


大物はいる、河川規模に似つかわしくない9cmのルアーを結ぶ。

さっきと同じパターンで・・・

ドンッ！


再び凄い重量感がロッドに伝わり、絞り込む。

次の瞬間、魚体が水面を割る。

肉の塊みたいな大きな魚体が体を捻るようにすると・・・

パチーンッ！


・・・・・・・


切れた・・・


放心状態です・・・・



膝の力が抜けそうな感じでした。

かかる魚のサイズは常に自分の経験値で処理できるとは

限らないといったところでしょうか・・・




その一部始終を見ていたと思われる北キツネ(笑)



気を取り直して・・・

いや、引きずったままか(笑)釣り進みます。



この気の迷いが新たなパターンを発見する事に。


スローシンキングのルアーを岩盤際の水面をシェイキングしながら流す。



48cm。


着き場を見つければポンポン出ます♪

底ばかり意識していましたが、表層も結構イケます♪


でも、サイズアップは出来ず・・・


数は20くらい出たでしょうか、

それなりに楽しんで昼過ぎに上がりました。







何年経っても自然は経験値を超えたポテンシャルを発揮してきます。

チョットくらい釣れたからっていい気になってはイケませんね。

信頼できるアングラーの方がいつも書いていますが、

「大自然を前に私は永遠にビギナーである」


今回も大変勉強になる釣行でした。

休みを1日残して帰ることにしました。